神里綾華(かみさとあやか)

CV:早見沙織

稲妻「社奉行」神里家の令嬢。端正で聡慧な人物。人と接する姿は誠実で、優しく、皆に慕われる彼女は「白鷺の姫君」と呼ばれている。(公式HPより抜粋)

プロフィール

誕生日:9月28日
所属:社奉行
神の目:氷
命ノ星座:雪鶴座
名刺:「扇子」(「せんす」)…綾華はよく扇子を変える。彼女に贈る場合、夏扇や投扇ではなく、舞扇と茶扇の方がいいかもしれない。
稲妻「社奉行」神里家の令嬢。容姿端麗で品行方正な人物。

キャラクター詳細

稲妻城で最も崇高なる三大名門の一つ――神里家を受け継いだのは、二人の兄妹である。
兄の綾人は「当主」として政務を取り仕切り、妹の綾華は「姫君」として家の事務を担当している。
綾華はよく社交場に現れるため、民衆との交流も多い。結果、人々により知られている彼女の方が兄よりも名声が高く、「白鷺の姫君」として親しまれている。
周知のように、神里家の令嬢である綾華さまは、容姿端麗で品行方正な人物であり、人々から深く慕われている。

命ノ星座

★霜枯れの墨染櫻(しもがれのすみぞめざくら)
★三重雪関扉(さんじゅうゆきのせきのと)
★花白錦画紙吹雪(はなじろにしきえかみふぶき)
★栄枯盛衰(えいこせいすい)
★花雲鐘入月(はなのくもかねにいるつき)
★間水月(かんすいげつ)

天賦

★神里流・傾き(かみさとりゅう・かぶき)
★神里流・氷華(かみさとりゅう・ひょうか):「晴雲と朧月の夜、霧のような執念を抱え、心は遠くへと旅立った。」
★神里流・霰歩(かみさとりゅう・せんふ):「雫が羽を湿らせて一瞬で消えてしまうのに、白鷺は水に踏み入れただけでなぜ怨言を吐くのでしょう?」
★神里流・霜滅(かみさとりゅう・そうめつ):「雪が吹き鷺を濡らすと、溜まり積もった思いが霜のようになり、重くなった胸の底が悼みに駆られます。」
★天つ罪・国つ罪の鎮詩(あまつつみ・くにつつみのしずめうた)
★寒空の宣命祝詞(さむぞらのせんみょうののりと)
★鑑査の心得(かんさのこころえ)

神の目

何年も前、一族に大きな変化が起こり、兄の綾人に重責がのしかかった。その時、綾華はまだ今のように大人びておらず、能力もなかった。
彼女は元々、遊びが好きな子供であり、一族の責任などは知らず、様々な人物とやり取りをする技能も経験も不足していた。
しかし、病床の母と疲労した兄を見て、綾華は思ったのだ――一人前に成長しなければ。
そして彼女は、長い間やっていなかった剣術や詩と再び接した。これは武家としての基本的な教養であり、この二つを習得できれば、彼女はきちんとした神里家の令嬢として見なされ、兄の代わりに祭典などの場に出席することが可能になる。そうすれば、兄の負担も多少なりとも肩代わりできるだろう。
綾華は並外れた才能を持っているわけではない。かつては詩を覚えられず、字が綺麗に書けず、剣術も上手く繰り出せないことで悩んでいたほどだ。
しかし彼女が動揺したことは一度たりともない――一回で覚えられなければ五十回覚え、一回で上手く書けない字は五十回書き、一回で上手く繰り出せない剣術は五十回練習する。
「何千回も磨かれた素振りを止められる者はいない。」――それが、母が言った言葉であった。
母が亡くなってから、彼女は子供の綾華ではなくなった。今の彼女は、神里綾華。将軍の下にある三家の一つ、社奉行神里家の令嬢なのだ。
剣術の訓練はすでに日常生活の一環となっていて、始めた日から今まで、途切れたことはない。
何日目だろうか、綾華はついに敵を一撃で倒すことができるようになった。その瞬間、氷の花が道場内に咲き乱れ、道場の中心にいた彼女の刀の先には、氷のように明るい「神の目」がぶら下がっていた。
何千回も磨かれた素振りを止められる者はいない。それは、神さえ動かすことのできるものかもしれない。

ストーリー

キャラクターストーリー1

稲妻では、雷電将軍のところまで届かぬ事務は、そのほとんどが「評定所」によって処理される。
「評定所」の議事権利は三家に分かれており、三奉行と呼ばれている。すなわち――「社奉行」、「天領奉行」、「勘定奉行」である。
この3つの奉行権利を有する一族の名が、神里、九条、そして、柊。稲妻で知らない人などいないほど有名な御三家である。
そして神里綾華は、まさに社奉行神里家の令嬢、かの有名な「白鷺の姫君」だ。
なぜ彼女が白鷺の姫君と呼ばれているか、稲妻人はそれぞれ違った解釈を持っている――
「綾華さまは白鷺のように優雅で高貴な方です。見てください、あの澄んだ美しいお姿、知的で丁寧な言葉遣い。まさにお姫様ではないでしょうか?」
「綾華さまは、身分が高いとはいえ、私たちにも礼儀正しく、親身に接してくれるんです。彼女は優しくて寛大で、人々に手を貸すことを惜しみません。知ってますか?周りの反対を押し切って、庶民であるトーマさんを引き取ったのも彼女なんですよ。」
数々の意見があるが、「白鷺の姫君」の名の由来について、正確に言える者は誰もいない。
ただ、綾華が人々に慕われていることだけは、一目瞭然だろう。

キャラクターストーリー2

社奉行神里家の娘として、綾華は常に公家同士の権力争いに気を配らなければならない。
彼女は若くして天下に名を馳せた。そのため、時に、神里家兄妹に嫉妬する名門の子息たちに挑発されることもある。
公共へと向けた印象を作ることは、本来は形式主義である。だが神里家の場合は、その地位から、そのように無意味な慣習でも社会的な重要性を持っている。
稲妻の関係網に参加しなければ、社奉行の地位が揺らいでしまう。そのため、兄妹はあることに対して合意に達した。
兄の綾人は政務で忙しく、顔をあまり出さない。神里家の公共の場での印象は、上品で社交的な妹の綾華に任せている。
控えめでおしとやか、礼儀正しく優雅な綾華は、社交的な場での地位を確立している。潜在的な仕事相手との交渉も、気難しい貴族とのやり取りも、彼女は上手にこなし、非の打ち所がない。
また、お家の内部の事柄も、ほとんど綾華が管理している。彼女がいなければ、家はとっくに混乱に陥っているだろう。

キャラクターストーリー3

ある秋の午後。綾華が用事を済ませて家に帰る途中、偶然にも古い屋敷の中から年老いた歌声を聞いた。
屋内に住んでいたのは失明した老婦人だった。やせ細った指で弦をつま弾き、木製の琴から出る音はまるで水の流れのようだった。
耳が良かったからか、老人は足音に気付くと、門の外の人が誰なのか尋ねた。綾華は彼女に迷惑をかけたくないと思い、自分はただの迷子で、誤ってここに入ってしまった近所の住民だと告げた。
社奉行として、綾華は民をよく知っている。一目見てすぐ、この子供のいない老人が、よく晴れた日に路上で弾き語りをして稼いでいる人だと気付いた。
古くて時代遅れの曲、歌も然り。目が見えない老人は、すでに他人とは随分遅れている。永遠を追求する国にすら、このような苦労をして生きている人がいるのだ。
好意から、綾華は自身の身分を隠して老人と話をした。老人は彼女を普通の少女だと思い、琴の作り方や弾き方を教え、さらには自分が集めていた茶葉を分けた。
神里家に常備されている極上の茶葉と比べ、この粗茶は草の葉程度のものだろう。しかし綾華はそれを大事に受け取り、何度も老人に礼を言った。
この日、彼女は何度も両親のことを思い出していた。もしまだ両親が生きていたら、このように歳を取っていたのだろう。
家に帰った綾華はこのことを兄の綾人に告げ、老人から贈られた粗茶を二人で飲んだ。
その後、綾華は一定の期間ごとに老人に会いに行った。依然として付近の住民の名義で、彼女のために平民が愛用する生活必需品を贈っていた。
「町の緋櫻が咲きました。」綾華は微笑みながら老人に言う。「貴方の琴の音と同じように、美しく。」

キャラクターストーリー4

一般的な想像では、武家の生活は庶民とは桁違いのものだと思われているだろう。ならばきっと、高貴な神里綾華も、極めて贅沢な生活を送っているに違いない。
しかし、その考えは半分しか合っていない。
形から見れば、綾華の生活は確かに普通の民より凝っている。
普段は華道、茶道、名茶の試飲、珍しい花の鑑賞など、多くの費用がかかる。しかし、それは武家の令嬢として備えておくべきスキルであり、「放漫」というわけではない。
真に綾華を笑顔にすることができるのは、まさに庶民でも楽しめる普通のことだ。
お菓子を作ったり、池で金魚すくいで遊んだり、隠れて八重堂の最新小説を読んだり…どれも些細なことである。
そのような時の彼女は、人々に慕われる白鷺の姫君でも、神里家の屋敷を取り仕切る綾華さまでもなく、ただの「少女綾華」なのだ。
厳かなイメージを脇に置き、気ままに自身を表すこと。「少女綾華」として居る時だけ、重責を下ろすことができる。
深夜にお腹が空けば、使用人を避けながらこっそり厨房へ行き、歌を口ずさみながらお茶漬けを作る。茶道の授業の時、こっそりと茶葉の形で恋愛運を占う…などなど。
これまで誰にも言ったことはないが、綾華は自身が普通の少女でいる時間をとても大切にしている。なぜなら、このような自由な時間は滅多にないからである。

キャラクターストーリー5

様々な技能で綾華を指導している先生方は、みな、満足そうに言う――茶道、剣道、棋道、それらのいずれにおいても、綾華は完全に習得していると。
彼女は文武両道で、容姿端麗な武家の令嬢なのだ。そんな学生を指導できるのは、指導者としても嬉しいことに違いない。
しかし…本当に後悔はないのだろうか?綾華は静かにそのことについて考える。
茶の心、和敬清寂な正の心。
剣の心、鋭く勢いのある武の心。
棋の心、状況を判断する慧の心。
茶の心、剣の心、棋の心、すべて彼女の心である。それに加え、友人に対する真心も持っている。
綾華は彼女と同等に接し、肩を並べられる友人が現れることをずっと待っている。
その者は彼女を「社奉行」や「白鷺の姫君」とは見ず、礼儀や地位に制約されることもない。さらには数々の知識を知っていて、数々の物事を見てきた経験があり…時には、彼女に物語を聞かせるだろう。
そのような者こそ、彼女の親友になれるのだ。
「難しいことではないと思いますが…このようなお方は、いったいどこにいるのでしょうか?」

杜若丸(もりわかまる)

「あんたがたどこさ」
「稲妻さ、稲妻どこさ」
「神櫻さ、神櫻どこさ」
「影向さ」
「影向山には手まりがあってさ」
「それをみんなで遊んで取ってさ」
「見てさ、持ってさ、投げてさ」
「それを綾華ちゃんのもとへ」
これが幼少期の綾華が最も好きだった童謡である。
当時の彼女は最も気に入っていた手まりに「杜若丸」という名を付けていた。毎日色彩鮮やかな杜若丸を叩いて遊んでは、童謡を歌っていた。
綾華の歌声を聞くと、父と兄は思わず微笑む、彼女の遊びに参加する時もある。家族みんなで輪になり、順番に手まりを投げる。
しかしそれはすでに遠い昔のことだ。今の綾華はもう手まりで遊ぶことはない。
彼女は今や、一人前の大物だ。子供時代を象徴し、貴重な思い出が詰まった杜若丸も、綾華のたんすの中に仕舞われている。

キャラクター関連

挨拶

●初めまして…:稲妻神里流太刀術免許皆伝――神里綾華、参ります!
よろしくお願いします。
●世間話・長閑:この長閑な時間がもっと増えると嬉しいのですが…ふふ、私って欲張りですね。
●世間話・刀:刀は茶と同じく、丁寧に味わってこそ、本来の趣が分かるものです。
●世間話・ぼんやり:これが旅人さんの普段の暮らしですか。ふふ、また貴方に少し近づけた気がします。
●世間話・名刀:刀は業を支え、匠は宝を有す。
●雨の日…:私と共に雨宿りをしましょう。
●雷の日…:将軍様…何か訴えているのでしょうか?
●雪の日…:「この雪の 消残る時に いざ行かな 山橘の 実の照るも見む」
…美しい景色には、やはりお茶がなくてはいけませんね。
●晴れの日…:麗らかな日和です。どこかへ行きませんか?
●風の日…:目を閉じ、風を感じてみてください…どうですか?気持ちいいでしょう?
●おはよう…:おはようございます、旅人さん。こうして朝の時間に貴方とお会いできると…良い一日を送れるような気がします。
●こんにちは…:こんにちは。昼食の後はどうしても眠くなってしまいますね。眠気を覚ますために、将棋などいかがでしょうか?
●こんばんは…:こんばんは。夜風が気持ちよく、とてもいい夜ですね。
●おやすみ…:夢と知っていれば目覚めぬものを、もう少し一緒にいさせてほしいのに。
●誕生日…:私についてきてくれますか。そう遠くありませんので、それほどお時間は取らせません。
貴方の誕生日を知ってから、事前に準備をしていたのです。私の勝手な想像ですが、どんなに高貴な贈り物よりも、この方が私たちの関係に合っていると考えました。今回は、私の剣扇舞を貴方へ贈ります。
では、参ります。

自己紹介

●神里綾華自身について・社奉行:「稲妻幕府社奉行神里家」、稲妻の名門にして筆頭。三奉行の一つとして、祭祀活動や人道、芸術などの管理を担っています。両親が亡くなってからは、私とお兄様が一族の業務を受け継ぎました。
●神里綾華自身について・立場:多くの方々が私を敬重してくださるのは、私を「白鷺の姫君」や社奉行神里家の令嬢として見ているからです。彼らが敬重しているのは私の立場であって、綾華という一個人とは関係ございません…
ですので、私と本当に近しい関係になれるお方は、おそらく…
●神里綾華自身について・願い:今の私は、皆さんから信頼される人になりたいと思っています。その気持ちを鼓舞するものは、肩にのしかかる重責でも他人からの期待でもございません。貴方がすでにそのようなお方だからです。
●茶屋について…:時間が空いていらしたら、共に木漏茶屋に行ってみませんか?こんな穏やかな日は、茶道の心得を通じて交流するのもまた一興かもしれませんよ。
●お祭りについて…:機会がございましたら、貴方と共に異国のお祭りを過ごしてみたいです。その地の風習、礼儀作法、お勧めのお土産など…それらすべてをこの私に…ご教授いただけませんでしょうか?
●「神の目」について…:「神の目」、それは大志を抱く者に与え」られる証です。私の志ですか…?それは…いえ、やはり秘密にさせてください。些細な夢に過ぎませんので。
●シェアしたいこと…:よく「茶禅一味」、「剣禅一如」と言いますが、刀とお茶にどのような関係があるのでしょうか?
●興味のあること…:城内で枯れた櫻を見たことはございますか?この「枯れる」という美があるからこそ、春に咲き誇る姿を想像できるのです。しかし、他の方はそう思っていません。枯れた櫻はすぐに取り除かれてしまいます。一度でもいいので、それらがまた咲く姿を見てみたいものですね。
●神里綾華を知る・1:貴方の要求は私にとって特別なものです。貴方を友人と見なした以上、私も真摯に向き合う必要がございます。しかし、神里家の秘密については…どうか他言しないようお願いします。
●神里綾華を知る・2:かつて、神里家は国宝級の刀工を守れなかったことで大打撃を受けました。ファデュイの奸計にかかり、多くの臣下を失い、数多の罰を受けたのです。お父様はその重圧のせいで急激に衰え、神里家の幕府においての地位も急落していきました…幸いお兄様が家業を継いでから挽回することができましたが、一族が復興して一致団結を保っている今も、重要な場面は未だにお兄様に頼るしかございません。
●神里綾華を知る・3:将軍様が伝授した刀の鍛造技法は、星の有り様、用途、鉱石の質、炉火の環境、人の性格、異なる元素変化、それぞれの違いによって差が生まれます。即ち、刀工の間で語り継がれている「雷電五箇伝」。名刀を鍛造できる刀工は神の領域に触れると言われることから、神事にまつわる人員と見なされます。ですので刀工も、文化や芸術、祭祀などを司る社奉行の管轄下に入っています。刀工から裏切りが出たということは、自ずと神里家の監督不行き届きとなるのです。
●神里綾華を知る・4:私にとって、お母様はとても大きな存在でした。どのような局面に陥ろうと落ち着いた笑顔を見せ、神里家の業務を淡々と取り仕切る端正で優雅な姿。完璧という概念の化身といっても過言ではございません…お母様が去ったあの瞬間から、私は感じたのです――もうお母様の後ろに隠れているだけの子供ではいられないと。
●神里綾華を知る・5:今から言うことは、「稲妻幕府社奉行神里家」の肩書きにふさわしくないものかもしれません。ですが、貴方は私のワガママを受け入れてくださる方だと信じています。
…少々疲れてしまいました…貴方の肩に寄りかかってもよろしいでしょうか?少しだけで…いいので。
●趣味:趣を感じられるものは何でも好きです。雅楽の詩、囲碁将棋や踊り。貴方も興味ございますでしょうか?
●悩み・配慮:悩みですか?そうですね、この世に生きる以上、必然的に数々の不満に遭遇するでしょう。しかし、自分のことで周囲の方を心配させるのは…やはり私にはできません…
●悩み・気持ち:「素直」になるというのは、非常に難しいことです。私は神里家の長女として、無数の注目と期待を浴びせられています。それに応えるため、常に完璧な姿勢で居続けることを自分に戒めてきました。そんな私が、自分の願いを追求してしまってもいいのでしょうか…私の気持ちを、貴方に理解してもらっても…いいのでしょうか…
●好きな食べ物:食べられる機会は少ないのですが…私は異国料理に興味がございます。稲妻料理に限定するなら…「お茶漬け」が好きです。しかし、一般のお客さまにお茶漬けをすする姿はお見せできません…貴方に教えたのも内緒ですよ。
●嫌いな食べ物:食べられないわけではございませんが、動物の脂肪や内臓はちょっと…
●突破した感想・起:感謝いたします。貴方との手合わせから色々なものが学べました。剣術においてもさらに上達することができると思います。
●突破した感想・承:ご指導ありがとうございます。貴方のおかげで、私は自分の能力への理解をより深めることができました。
●突破した感想・転:ますます余裕を感じられるようになりました。社奉行の事務を片付ける傍ら、新しいことにも挑戦できるほどです。最近作ってみたお菓子を試食してみていただけませんか?
●突破した感想・結:「常磐なす かくしもがもと 思へども 世の事なれば 留みかねつも」
申し訳ございません、喜ばしいと思うべきこの時に、こんなに悲しい歌を思い出してしまいました。貴方と過ごす時間があまりにも心地よく、失うのが怖いと感しじてしまったのです。本当に…失態ですね。

関連キャラクター

楓原万葉→稲妻に住む者なら、「白鷺の姫君」の名を聞いたことがあろう。神里家のお嬢様で、ほぼ完璧に近しい御仁でござる。しかし、拙者は彼女とあまり交流がない、彼女は稲妻に対してどのような考えを持っているのであろうか?

神里綾人:神里家の当主として、お兄様は平素より数々の場所に出向いています。私もお兄様の重荷を負担しようと尽力しているのですが、それでも長年蓄積した疲労を緩和させてあげることはできませんでした。はぁ…妹のためだと思って、体には気を付けてと貴方からもお兄様に言ってください。

→私は綾華の能力を信頼しています。ただ、あの子にはやはり、純粋なままでいて欲しいのです。権力争いに巻き込まれる必要はなく、人間の裏の顔に立ち向かう必要もない。そういうものはすべて、兄である私が一つ一つ片づけますから…おっと、つい話しすぎてしまいましたね。今のは、二人だけの秘密にしてください。

九条裟羅:「天領奉行」に付き従う九条裟羅…彼女はいつも真剣な顔をしていますね。私も彼女と幾度か口論になったことがございます。しかし、彼女の本質は忠義によるもの、その点だけは否定できません。

→普段九条家にいる時は、兵士たちが道場で訓練する音しか聞こえないが、神里家の近くを通る度、踊りや雑談、笑い声などが聞こえてくる…神里家の令嬢は将棋の心得もあると聞いた。機会があればぜひ訪問してみたいものだが…懸念もある…私のような堅物が、あのような雰囲気に溶け込めるだろうか。

ゴロー→社奉行は幕府に属しているが、その立場は民衆の方に傾いている。双方の間に立つ難しい状況の中、「白鷺の姫君」が足を踏み外さずにいるのは、彼女がとても冷静で、物事をうまく処理する能力がある人だからだろう…その点は、俺も見習わなければ。

早柚:この所、早柚ちゃんは貴方に迷惑をかけていないでしょうか?ふふ、彼女がサボっているところを見かけたら、私に言ってくださいね。

→神里家のお嬢様は、優雅で威厳のあるお方だが、拙が怠けないように、特別に巫女姉さんを監視役として任命した…どうして、こんなことになったのだ…

鹿野院平蔵:鹿野院さんですか?彼は九条さんと同じように、「天領奉行」の人間です。彼も…自分の信条を持っているお方です。その「信条」を守る執着心は、九条さんよりも強いかもしれません。ただ、何を以って「信条」というべきかは、鹿野院さんのみが知ることでしょう…

→神里家のお嬢様とは付き合いが浅い。名門の家に生まれなくて良かったよ。ああいう生活って、僕には向かないからね。

トーマ:トーマは私の大切な友人です。彼の明るさと陽気さにはいつも感化されてきました。ある意味、彼はもう一人の兄のような存在で、すでに「神里家」の一員だとも思っています。

→お嬢は知識が豊富で考えも合理的、それに親切で優しく威厳もある。だが…素直じゃない。そうだ、今度話をする時、もしお嬢が何か話したくて躊躇していたら、もっと積極的に考えを聞き出してみてくれ。

八重神子:私と八重宮司様はかねてより協力関係を続けてきました。お祭りの開催は非常に手間がかかる上、収益もそれほど良いものではございません。しかし八重宮司様が仕切られた事業は、優雅さを保ちながら収益化にも成功されています。

→社奉行家の小娘のことなら、妾は大好きじゃぞ。何事においても理路整然としておるからのう。じゃが、社奉行はいつも損な役回りを演じておる、かわいそうに。あやつが神里家の者でなかったら、とうに八重堂に引き抜いておったところじゃ。

宵宮:お祭りの開催は社奉行と巫女の役目ですが、あの花火師の方もお祭りの雰囲気に貢献しています。度重なる協同から、今ではお互いをよく知る関係になりました。
…なんでしょう?治安と消防の問題?もちろん事前に対策を立てていますよ。そのような理由で花火が見られなくなってしまっては、皆さん残念がるでしょうから。

→仕事の関係で、彼女とはよう協力することがあるんや。他の奉行とちごうて、ちゃんとうちの話を最後まで聞いてくれるし、丁寧に答えてくれる、しかも嫌味も言わへん。「おしとやか」っちゅう言葉は、まさに彼女のためにあるんやろな。

昔、夏祭りの件で遅くまで相談したことがあったんやけど、くたくたに疲れてもうたから銭湯に誘ったんや…せやけど彼女、「銭湯」が大勢で入る風呂やと知った瞬間、顔を真っ赤にしてもうて。うーん、ええとこのお嬢さんは銭湯に入れへんってことを知るきっかけになったわ。

雷電将軍・推察:将軍様のお考え?それは私ども配下が議論できることではございません。ただ…「永遠」を追い求める道において、孤独を感じることもあるかもしれませんね。

立場:「無想の一太刀」を見ても生き延びられたこと、それだけでも偉業と言えるでしょう。私にとってあのお方は本物の神であり、稲妻の命運を一瞬にして変えることのできる存在です。しかし、もしあのお方と貴方が衝突した場合…私は必ず貴方を選びます。

→神里家の者であり、稲妻名門の筆頭をゆくに相応しい人物です。えっ、将軍と評価がまったく同じ?で、では、これならどうでしょう…綾華は剣術にも秀でています。

関連NPC

小倉澪:「小倉屋」店主…おや、神里さまのお友達ですよね?久しぶりです、こちらへどうぞ。→①前回の以来の件はありがとう。
→いいえ、神里さまのために衣装を製作できるなんて、「小倉屋」にとっても名誉なことです。
そういえば、あんなに楽しそうにしている神里さまは、滅多に見ませんね。本当に仲がいいのですね。
神里さまと仲良くされてらっしゃるので、お客様にも興味を抱いてしまいました。
…③さようなら
→お気を付けて、神里さまによろしくお伝えください。

木南杏奈:「木南料亭」店主…あら、神里さまのお友達ね!こちらへどうぞ、私の新作料理を試してみる?→①最近はどう?
→前回会った後、また新しいレシピを勉強したの。完成した料理はお母様にも褒められたわ。
幕府の御用料理長を務めていたお爺様ほどの腕前に達することが出来たら、この店を正式に引き継がせてもらえるの。
そうなったら、行方不明のお父様が帰ってきた時に、きっと驚くでしょうね!ええ!
それと、神里さまも誘ってみて。あなたの誘いなら、きっと頷いてくれると思う。

久利須:「万国商会」会長…②久しぶり。
→はい、お久しぶりです、旅人さん。近頃はどうお過ごしでしょうか?
「万国商会」は何度もあなたのお世話になりました、感謝してもしきれません。何か私に出来ることがあれば、全力を尽くすつもりです。
もし機会があれば、私の代わりに神里さまにもよろしくお伝えください。もしまた神里さまと何かお探しでしたら、ぜひ私のところまで。

●紗江

三田:商人…②おじさん、久しぶり。
→おっと、珍しい客だ、久しぶりだな。前に行った神里さまとの祭りは楽しかったか?
ははっ、あの時は結構夜遅くなって、あまり賑やかじゃなかったが、楽しかったならいい。
もし次に祭りに来た時、また俺の作ったお面を被ってくれたら、それに越したことはない。

戸田:巫女…①あなたは…→神里家について…
→今の神里家は、主に奉行様である神里綾人様が社奉行の全てを取り仕切っているの。綾華さまは府中の事務を任せられているわ。
稲妻の三奉行の関係は複雑で、社奉行はその中で一番争いが少ないけど、すごく忙しい奉行なの。
だから、公務で忙しい神里様はほとんど府内にはいない。神里家に用事があるなら、綾華さまかトーマさんに相談した方が早いわね。

智樹:屋台の店主…②創作料理?→商売の調子は?
→えっと…あはは…まだまだ新人だから、そんなに上手くはいかないよ…
僕の作った料理はおかしく見えるけど、食べた後はみんな美味しいって言ってくれるんだ。
この前社奉行の神里さまが来て、うちの五目ミルクティーを絶賛してたよ!
でも組み合わせが変だから、もう一回食べたいと思ってくれるお客さんは少ない…みんな、普段は普通の料理の方がいいのかも…
どうやら創作の道では、まだまだ努力しないとだめだな…

平野:社奉行代行…①ここは…
→ここは社奉行神里家の屋敷で、奉行様の仕事場でもあります。通常、一般の方が入ることはできません。
しかしあなたは神里さまのお客さんでしたよね…どうそお入りください。
…①それで警備は大丈夫なの…→トーマについて…
→トーマさんが神里家に来てから、外国人という身分のせいで疑われることもあったそうです。
しかし私が見るに、トーマさんはしっかりしていて、友好的で、とても頼りになる人です。
何と言っても、奉行様と神里さまの頼れる助手ですので!

宏達:社奉行代行…何か用かな?奉行様やお嬢様に会いたいなら、まずは班目さんを探すといい。→①あなたは…
→社奉行の一員、宏達だ。お嬢様と、この屋敷の護衛を任されている。
…②社奉行について…
→ん?奉行様に会いたいのか?
あの方はとても忙しい人だ。社奉行を管理するだけでも大変なのに、他の二奉行ともやり取りしないといけない…
俺と、俺の師匠である信盛様は、奉行様にお世話になったことがある。だから、全力で奉行様のために尽くすことを決めたんだ。
だけど俺に出来ることは、この屋敷を護衛することくらい…だから、必ず屋敷とお嬢様をお守りし、奉行様にご恩返しをする!

古田:①あなたは…
→今はもう年を取りましたが、昔は宮司様のそばに仕えたことがあるんですよ…
私と旧友の中西は、前々代奉行様がいた時から神里家に仕えてきました。
年を取ってからは、手足がまともに動かなくなってしまい、引退しました。
お嬢様が私のことを気にかけてくれたおかげで、今でもこの屋敷で使用人として働けています。
春ちゃんもトーマさんを見習ってお家管理のコツを学んでくれれば、私も安心出来るんですがね…
…①お家管理?
→ええ、お家の管理や家事の類で、トーマさんの右に出る者はいません。
庭園の手入れや、調度品の収納、料理や服の修繕、トーマさんはそれらをあっという間に終わらせることが出来るんです。
ただ残念なことに、トーマさんは奉行様と神里さまに仕えている身なので、家事の全てをこなせるわけではありません。
彼がいたら、神里家の使用人はやることがなくなってしますよ、ほほほっ…

班目百兵衛:社奉行代行…①あなたについて…
→私は班目百兵衛、社奉行神里さまの配下にある幕僚だ。
奉行様は業務で忙しい、よほどのことでない限り、私に相談するといい。
何か必要であれば、直接言ってくれて構わないよ。君は神里家の来賓だ、全力で手助けしよう。
②社奉行について…
→社奉行、勘定奉行、天領奉行、これらは三奉行と呼ばれている。
社奉行はほかの二つと違い、主に稲妻地域内の文化的活動、神社の奉納、祭りや祭典、図書の出版などを管理している。
だからこそ、我々は稲妻の民たちの様々な願いを聞くことが出来るんだ…
神里さまは優しいお方だ。一人一人の願いを叶えるために、奉行様を説得して資金をだしてもらったほどだ。
でも依頼内容は稲妻人の生活に関することが多いから、時には人手不足になる…
そういえば、君も協力してくれないか?もちろん報酬は弾むよ。経験を積み、評判が上がれば、より重要で報酬の高い任務も任せられるようになる。

●松前

村上:屋台の店主…②久しぶり!
→おお、神里さまの友達じゃないか、いらっしゃい!
この前君が神里さまをうちに連れてきてから、「緋櫻餅」と「鳥卵の玉子焼き」を食べに来る人も増えたんだ。ありがとう!
今度また神里さまと来るときも、きちんとおもてなしさせてもらうよ、へへっ。
そういえば、「緋櫻餅」のレシピはどこまで学んだんだい?

:②何してるの?
→神社におみくじを引きに来た人を数えてるの!
背が低くて、狸の服を着た女の子がおみくじを引きに来て、身長が伸びますようにって祈ってたよ…
あとすごく綺麗なお姉さんが、稲妻が安定しますようにって…
あっ、それと大きなお兄さんも、たしか九条家の繁栄が続きますようにって言ってた…
みんなの願いってなんだか特別なものばかりだね。僕は、お姉ちゃんとかくれんぼ出来たらそれでいいや…