モチーフとネーミング考察
風、自由の都、吟遊詩人、モンド城。風=オランダ、自由=フランス、吟遊詩人=ゲルマンなど、騎士団だったり教会だったり牧歌的なイメージは現代ではなく中世ヨーロッパ諸国をモチーフにしていると考えられる。モンドはフランス語で「世界」を意味する。
ゲーム内情報
モンドには風車がたくさんある。酒と風と蒲公英と自由の都市で吟遊詩人がたくさんいる。
●サラ:「鹿狩り」のスタッフ
あなたは、旅人さんですね?
モンドは確かに観光にぴったりな都市です。
ここは気候が穏やかで、水も綺麗、そして全テイワットでも有名なリンゴがあります。
あっ…私たちの「満足サラダ」はモンドのリンゴを使ってますよ。食べてみませんか?
●ブランシュ:「モンドショップ」の店員
モンドはお酒で有名になった都市だから~、一番の特徴はやはり酒場ですよ~。
モンドでは、ほとんどの人は毎日酒場に行って、お酒を飲んでリラックスするんです~。
だから夜に酒場に行くと、いろんな人の違う姿が見れますよ~。
●ホフマン:西風騎士
この神と民たちに愛された都市は我々西風騎士団の存在意義でもあるからな…
ああ、それだけだ。我々の信念はそんなものだ。単純で力強い、そうだろ?
●ロレンス:西風騎士
「北の明冠」、「牧歌の城」、この都市の美しさを語るにはどんな美しい言葉でも物足りないさ。
最近また吟遊詩人が来たから、モンド風情について知りたいなら、彼に聞いてみるといいよ。
でも彼の曲は…なんていうか、少し古いような?
…ああいう千年前の歌謡は一体どこで覚えたのだろう…
風唸りの丘(かぜうなりのおか)
- 失われたアルカディア(うしなわれたあるかでぃあ)
(アルカディアの失われた秘宝):失われた秘宝は本物の知恵を持つ人にだけ自身の輝きを見せる。アルカディアの謎を解けた一行は宝が隠された場所に…… - 風立ちの地(かぜたちのち):止むことのないそよ風がこの野原を撫でている。かつての英雄が残した巨木が微かにざわめく。
- ヴァネッサの大樹(ヴぁねっさのたいじゅ):ヴァネッサが天空の島に登ったとされる場所に生えている巨大な樹。
●イーディス博士:歴史学者
この大樹が生えているのは、ヴァネッサ様が天空の島に登った場所なの。きっとモンドのどこを探してもこんな大きな木はないと保証するよ!
この大樹に関するたくさんの物語と詩歌を集めたのよ。座って座って、この話は三日三晩話せるわ…
- ヴァネッサの大樹(ヴぁねっさのたいじゅ):ヴァネッサが天空の島に登ったとされる場所に生えている巨大な樹。
- 鷹飛びの浜(たかとびのはま)
●ウィル:鷹飛びの浜といえば…
小さい頃よくばあちゃんと一緒に遊びに来た…
わあ、あなたの髪は砂と同じ色だよ。触ってみてもいい? - 鷹の門(たかのもん):誇り高き鷹でも、崇高な魂でも孤高を持する。鷹のように世間を見渡す人であればであるほど、涅槃静寂の境地に達するらしい。
(密林、廃墟と龍の涙)風龍の涙を集めるために、一行は密林にある廃墟に着いた。ジンとディルックと共に、廃墟に入り龍の涙を探せ。 - ダダウパの谷(だだうぱのたに)
- 無名の剣塚(むめいのけんづか):数百年の時が経ち、天地は平和を取り戻した。鋼鉄が交わった誌、戦士の残した歌、妖怪と雷が揺らした大地の鼓動、血のように赤い空、その全てをこの剣塚は覚えている。
- 南風の獅子の神殿(だんでぃらいおんのしんでん):かつて、人々がここで南風の獅子を祀っていたが、今は廃墟となった。伝説によれば、風に乗ってモンド大地に生息する蒲公英は南風の獅子の恩恵を示すものらしい。
(魔神任務序章第一幕 本の中の静電気)風魔龍による災いを止めるために、騎士団メンバーは各地で行動を展開した。図書館司書リサと共に南風の獅子の神殿に行き、風魔龍が神殿の力を獲得することを阻止せよ。
(調査:謎の隠れ場所)この遺跡には魔物の痕跡がある。
モンドの安全のために、見て見ぬふりをするわけにはいかない。
(元素試練:蒸発)実戦で、水元素と炎元素の蒸発反応を習得する。
(元素試練:溶解)実戦で、炎元素と氷元素の溶解反応を習得する。
(元素試練:過負荷)実戦で、炎元素と雷元素の過負荷反応を習得する。
(元素試練:超電導)実戦で、氷元素と雷元素の超電導反応を習得する。
(元素試練:感電)実戦で、雷元素と水元素の感電反応を習得する。
(元素試練:凍結)実戦で、氷元素と水元素の凍結反応を習得する。
(元素試練:結晶)実戦で、岩元素と水、炎、氷、雷元素の結晶反応を習得する。
(元素試練:拡散)実戦で、風元素と水、炎、氷、雷元素の拡散反応を習得する。 - 誓いの岬(ちかいのみさき)
- マスク礁(ますくしょう):伝説では、天空の島と繋ぐ人は神の目の中で――幻視の中で見た点に繋ぐ階段も螺旋の形をしている。我々が宇宙に行っても、深淵に落ちても、変わりはない。皆、未知の暗闇なのだから。
ドーンマンポート
モンドにある港。ここで働いている人がいたり、エウルアが煙緋を助けたりしたりと名前は出ているが明確な場所は不明。
星落ちの谷(ほしおちのたに)
- 囁きの森(ささやきのもり)
- シードル湖(しーどるこ):凍らない湖。モンド最高のリンゴ酒は、この湖の甘い水を使用している。
- 西風の鷹の神殿(せぴゅろすのしんでん):かつて、この遺跡は四風守護者の一つである、慈愛を象徴する西風の鷹を祀る堂舎であった。過ぎ去った過去の風と共に千年に渡って風立ちの地を見守り続けてきた。
…(探索:風の崖)大地の深部とはいえ、この廃都には狂風が暴れている。中の秘宝を探すために、遺跡の深部へ出発しよう。
…(魔神任務序章 昔日の風)風魔龍による災いを止めるために、騎士団メンバーは各地で行動を展開した。偵察騎士アンバーと共に西風の鷹の神殿に行き、風魔龍が神殿の力を獲得することを阻止せよ。 - 悠久の千風の神殿(ゆうきゅうのせんぷうのしんでん):環形の古代遺跡。千風が無数の物語を連れて集まり、また無数の物語を遠くへ運ぶ場所。
- 仲夏の庭園(ちゅうかのていえん):上古の文明の破壊と共に、かつて雄大な夏宮の園も地下に埋められている。まだ過去の光景を覚えているのは、中の古樹やレンガだけだろう…
- 望風海角(ぼうふうかいかく)
- 望風山地(ぼうふうさんち)
- 星落としの湖(ほしおとしのみずうみ):ある詩歌によると、星がこの大地に落ち、湖を作ったのだという。また別の詩歌では、星ですらこの澄み渡った美しい景色に魅入られ、湖に落ちてしまったとだという。
- 星拾いの崖(ほしひろいのがけ)
- 北風の狼の神殿(ぼれあすのしんでん):かつて、ここは四風守護者の一つである北風の狼を祀る堂舎であったが、今は魔物に占領されている。それでも狼の魂はどこかでモンドを見守っているらしい。
(魔神任務序章 騎士の現場教習)風魔龍による災いを止めるために、騎士団メンバーは各地で行動を展開した。騎兵隊長ガイアと共に北風の狼の神殿に行き、風魔龍が神殿の力を獲得することを阻止せよ。
(試練:烈火と雷電)この遺跡から消滅した古文明の試練場を発見した。試練をクリアするためには、炎と雷の力を理解し、烈火と稲妻のように敵を倒さなければいけない。 - モンド城(もんどじょう):風は蒲公英の種と詩歌と物語を遠くへ運び、穏やかな旅人を連れてくる。モンドへようこそ。牧歌の城。
- 栄光の風(えいこうのかぜ):モンドの記念品ショップ。店主はマージョリー。
●マージョリー:「栄光の風」店主
この店ができた理由?私のお父さんのせいです。
あの冒険者協会モンド支部の会長です。毎回探検に行くと宝物をたくさん持って帰るんです。
そして宝物の話を教えてくれるんです…幼い頃から私のヒーローでした。
その話を他の人にも伝えたくて、この店を開いたわけですが―
この店がオープンした後、父さんは独り言しか言わないおやじになりました…仕方ありませんね。 - エンジェルズシェア:アカツキワイナリー創設と同時にオープンしたモンドの酒場。オーナーはディルック。意味は「天使への分け前」
●ディルック:アカツキワイナリーの酒の一部は、「エンジェルズシェア」で直接販売される。
僕もたまにそこでバーテンダーとして働くから、何か話したいことがあったら、そのとき酒場に来るといい。
それ以外では、執事を通してもらうことになる。
●パットン:かなり前に…アカツキワイナリーが創設された時かな、オープンしたんだ。
今の「エンジェルズシェア」もワイナリーのオーナーのディルック様が管理してる。しかも昔よりも繁盛してるんだ…
モンド一だって言ってもいいかな?
ディルック様は機嫌がいい時は、バーテンダーになってくれるんだ。いつも担当してるチャールズが休めるようにね。
彼がバーテンダーとして仕事してる時はマナーに気を付けて!彼はモンドで一番のお金持ちだからね…
- キャッツテール:ディオナがバーテンダーを勤める酒場。店主はマーガレット。
- 暁風宿屋(ぎょうふうやどや):ゲーテが管理する宿屋。
- ゲーテホテル:ファデュイ使節団に貸し切られ駐屯地として利用されているホテル。オーナーはゲーテ。
●ゲーテ:「ゲーテホテル」のオーナー
ええ、ホテルは「ゲーテ」の家産だから、私は「ゲーテホテル」の所有者兼管理人だ。
しかし今の「ゲーテホテル」は、君の希望にすぐに応えられそうにないかな。
なぜかというと…少し前、ファデュイがホテルを「無期限」で貸し切ったんだ。
その理由については…どうやら騎士団が提供した宿泊施設に不満を抱いたようで、まあそれは同時にゲーテホテルの環境に満足したともいえるかな?ハハッ。
本来ならこれはゲーテ家のモンドのために働く精神に反するが…ファデュイの旦那が支払った金があまりにも多かったんだ… - 鹿狩り(しかがり):モンドのご当地グルメで有名なレストラン。スタッフはサラ。
●サラ:「鹿狩り」のスタッフ
ここはモンドのご当地グルメで有名なレストラン――鹿狩り!おすすめ料理は「ウェルダン鹿ステーキ」と「満足サラダ」です。
私たちは清泉町の狩人と長期の食材提供契約を結んでいます。
だから全ての食材はその日に捕ったもので、とてもフレッシュなんです!
メニューを見ながら説明しましょうか? - シュッツ鍛冶屋(しゅっつかじや):モンドの鍛冶屋。店主はマーガレット。弟子のシュッツの名を冠しているのは、ワーグナーが酔っぱらった際に、店名を賭けてシュッツと飲み比べをして負けたため。
●ワーグナー:鍛冶屋の店主
ふん、くだらないね。この店が知りたいなら、店の武器を買ってみればいいじゃないか。
口で言っても仕方がない、その身で体験したものが真実だから。
これも知らないなら損をするぞ。 - 西風騎士団本部(せぴゅろすきしだんほんぶ):西風騎士団の本部。
- 図書館(としょかん):北大陸で最も蔵書の多い図書館。「禁書エリア」を除けば、全ての蔵書を自由に閲覧できる。リサが司書を務めている
●リサ:調べたい資料があったら、図書館にいらっしゃい。
図書館は無料で開放しているわ。
ただ、借りた本は期限通りにきちんと返してもらわないと…お姉さん困るわ。
- 図書館(としょかん):北大陸で最も蔵書の多い図書館。「禁書エリア」を除けば、全ての蔵書を自由に閲覧できる。リサが司書を務めている
- 鹿狩り(しかがり):モンドのご当地グルメで有名なレストラン。名物は「ウェルダン鹿ステーキ」「満足サラダ」。清泉町の狩人と長期の食材提供契約を結んでいるため食材の鮮度は抜群。名物の「満足サラダ」はモンド産のリンゴを使っている。
- 花言葉(はなことば):フローラの花屋。
- 魔法実験室(まほうじっけんしつ):モナがゲーテから借りている実験室。魔法の障壁が施されており誰も入れず困っていたが、モナがそれを解除し、格安で宿泊させてもらっている。
●ゲーテ:「ゲーテホテル」のオーナー
あの占星術師のおかげで、実験室がやっと使えるようになった。
ただ、あの設備は場所を取るから、実験だけならまだしも、そこで食事や睡眠を取るとなるとあまりにも狭い。
元々もう少し広い部屋を紹介したかったが、彼女は考えもせず私の提案を断ったよ。「苦しい環境のほうが集中しやすい」って言われたんだ… - モンドショップ:モンドの雑貨屋。店員はブランシュ。
●ブランシュ:「モンドショップ」の店員
お店はそんなに広くないけど、璃月港に倉庫があるんです~。
商品の種類も~数量も~入荷速度も~モンド一ですよ~。 - 西風大聖堂(せぴゅろすだいせいどう):風神の敬虔な使途が管理している聖堂。かつては貴族が権力を見せびらかすための建物だった。モンドのシンボルともいえる西風教会の総本部。
- 栄光の風(えいこうのかぜ):モンドの記念品ショップ。店主はマージョリー。
蒼風の高地(そうふうのこうち)
- アカツキワイナリー:ブドウの濃厚な香りが漂うモンド酒造業憧れの荘園。一度飲んだら忘れられない味でモンドの酒好きを虜にした。ここは酒好きの聖地と言えるだろう。
- 「怪鳥のアジト」(「かいちょうのあじと」)
(飛行は勇気の表彰):「怪鳥」はこの神殿の奥に隠れている。ヤツをこれ以上逃がすわけにはいかない。
学んだスキルを実践で検証しよう。 - 清泉町(きよいずみちょう):郊外にある静かな町。狩人と甘い泉の水。そして、その泉にいる優しい精霊の伝説を持つ町。泉の水はドラゴンスパインの雪水。
- 酔漢峡(すいかんきょう):モンドとアカツキワイナリーを繋ぐ峡谷。
●ファオラ:果物商人
ここはキャラバン隊が必ず通る道だから、ここで店を出してるんだ。
でもたまに魔物が出てくることもあるから、その時は運が悪いとしか言えない。
今峡谷の中の人たちはみんな逃げちゃって、外から来たキャラバン隊もここd江足止めされてたんだ。
はあ、フルーツが売れないのはまだいいけど、腐ったら大変だ… - セシリアの苗床(せしりあのなえどこ):星空に近い崖のみに生長するセシリアの花も、数年前からここの温室で育てられるようになった。かつてセシリアの花と共にあった文明は徹底的に失われ、白玉のような花の滝も消えていった。
- 天空のライアーを奪還(てんくうのらいあーをだっかん):モンドの至宝、風神の力をそのまま奪われるわけにはいかない。
守衛を倒し、天空のライアーを取り戻そう。 - 忘却の峡谷(ぼうきゃくのきょうこく):遥か昔、悩み事があると人々は谷に入り、祭壇の上にある古樹に秘密を聞かせることで、負担を軽くしようとした。忘却の峡谷の中には人々に忘れられた秘密が溢れている。
- 奔狼領(ほうろうりょう)
- 銘記の谷(めいきのたに):その後の一時期、大地の人が過去を失った。彼たちは地下へと探し、とっくに忘れられたものを探そうとした。古樹の樹洞の向こう、過去の秘密が宝物になっている。
ドラゴンスパイン
…モンドの気候で雪山が現れるのは非常に珍しい現象らしい。
●玉霞:冒険者
情報部のエルフィの話によれば、この雪山は昔トワリンと戦った魔龍と関係があるらしい…私はあまりこういう話に興味はないけどね。
私にとってはただ冒険をする価値のある場所に過ぎない。
ここの環境はモンドのどこよりも危険だ。極寒で優先すべきのは体温を維持することだよ。
…勇気と無謀を一緒にしないで、ちゃんとしたプランがないと、無駄死になるわよ。
- 寒天の釘(さむぞらのくぎ)
- 山脊の見守り(さんせきのみまもり):山脊のスタート地点に立ち、境界標が南と北、産学と湿原を眺める太古の廃墟。心の中に消えない炎を持つ人にのみ扉が開かれ、祝福と地位をもたらす。
- 積雪の道(せきせつのみち)
- 雪葬の都・旧宮(せっそうのみやこ・きゅうぐう)
- 雪葬の都・近郊(せっそうのみやこ・きんこう)
- フィンドニールの頂上(ふぃんどにーるのちょうじょう):その昔、この山は緑に覆われていた。今や雪に埋もれた都にも、誇れる名前があった。天をも凍らす寒天の釘が降り、過去に空を仰いでいた祭場も、今となっては空の音さえ聞こえない。
- 星蛍の洞窟(ほしほたるのどうくつ)
- 龍眠の谷(りゅうみんのたに)
明冠山地(めいかんさんち)
- 風龍廃墟(ふうりゅうはいきょ):吠える風の古代廃都。高き塔の主はもういない。廃都を渦巻く風は低い唸りで誰も知らぬ最古の物語を囁く。彼の主人は名も無き風の精霊。その歌で塔を震わせる。
- 明冠峡谷(めいかんきょうこく)
?
金リンゴ群島(きんりんごぐんとう)
- ハラハラ島(はらはらとう)
- フタフタ島(ふたふたとう)
- プリン島(ぷりんとう)
- ボロボロ島(ぼろぼろとう)
燼寂海(じんじゃくかい):本物のスタンレーが旅をし、命を落とした海。