エンジニア
場所:ブロー地区・ポワソン町
歩く時は気を付けな!スパナに目はついてないからね。
①こんにちは。
→おやまぁ、礼儀正しい若人だ。さては、棘薔薇の会に入ったばかりの新人じゃないね?
あのうつけ者たちと関わりすぎて、最近の私はすぐ怒るようになっちまった…まぁ、もともと穏やかじゃあなかったけど。
ーあなたは…
→自己紹介がまだだったね。私は棘薔薇の会の技術顧問さ。歳を食ってるように見えるだろうけど、まだまだ頭も腕も働くからね。
新人がしょっちゅうものを壊しまくるもんで頭は痛いが、勘違いはするんじゃないよ。私は棘薔薇の会での仕事にはすごく満足してるんだ。
昔はフォンテーヌ科学院にいたけど、気性が荒いせいで人と一緒に仕事するのが難しくてね、それで思い切って辞職したんだ。
今から見ればありゃあ正しい決断だったね。さもなきゃ、この老いぼれはとっくに海に沈んでたかもしれない。
ここは全然違う。能力さえありゃ、8歳だろうと80歳だろうと、必要とされるんだ。
宝:運がいいね。
→そう、運命が私に告げている「これこそがあんたの正しい人生の道だ」ってね。
けど、かつての研究員として、私のこの言葉は実体が無さすぎる。
言い換えるなら、能力のある人が認められることこそ、合理的な秩序のもとで導かれるべき道だろう。
「秩序」の教え×3
②ありがとう。
→どういたしまして。あんたが怪我してなさそうでよかったよ。