灯台の番人
場所:アルダラビ河谷・オルモス港西側・ファーロス灯台前
関連NPC:オルモス港告知板⑧
こんにちは。
すまないが、海を観察してるんだ。あまり長くは話せない。
①あなたは…
→俺は教令院の生論派に属する学者だ。主に海洋生物の研究をしてる。
そのついでに、この灯台のメンテナンス作業も担当してるんだ。
だが正直…俺は灯台に関してはまったく分からない。妙論派学者の千分の一の知識もないだろう。
はぁ…賢者様たちがどうしてこう決めたのかまったく理解できん…おおかた、ちょうど俺が近くで研究していたからなんだろう…
ー①賢者について…
→賢者は教令院で最も地位の高い人を指す。一つの学派に一人いて、全部で六人だ。
俺たち学者の公職も、賢者様が任命してる。
例えば俺も、賢者様に海の観察や灯台の見張りを任されてる。
海獣がいない時は、基本的に退屈な仕事だ…唯一良いところを言うなら、安定してることかな。
ー②妙論派について…
→妙論派には派生学科がたくさんあって、建築学もそのうちの一つなんだ。
もし俺が建築学を学んでいたら、灯台の構造も説明できたかもしれない…残念だ。
そうだ、建築で思い出したんだが、もし興味があるならスメールシティの北にあるアルカサルザライパレスに行ってみるといい。
アルカサルザライパレスは妙論派の栄誉卒業生であるカーヴェさんの作品だ。とても豪華で精巧なものだ。
物凄くお金持ちの商人に依頼されて建てたらしいが、その商人が誰かなのかは分からない…すまないな。
ー③海洋生物について…
→主に海獣のことさ。海の中で生きる謎の生物で、時おり海辺の住民を襲う。
研究が進展するにつれ、やつらの大体の出没時間を予測し、警報を出せるようになった。
警報が出された瞬間、すべての船は港に戻り、海獣を驚かせないようにする。
もちろん、例外もある。何日か前、警報が鳴った後に出港した船を見た。あれから無事に帰ってきたかどうかは分からない。
おそらく、海獣を観察しようとした学者だったんだろう。まったく、はらはらさせてくれるよ。
②邪魔しないでおく。
→ああ、じゃあな。