「軽策荘」の管理人
場所:碧水の原・軽策荘
関連NPC:軽策荘告示板③、⑧、⑪、⑬、範二
登場任務:「螭」の話(世界)
旅人、軽策荘へようこそ。
①君(あなた)が村長?
→本当は違うが、ずっと村長の仕事をしておるから、気付いたらそう呼ばれるようになったのじゃ。
ここは景色がよく、静かな村じゃ。食べ物にも水にも恵まれておる。
でも静かすぎるせいか、若者はみんな璃月港か別のところへ行ってしまったゆえ、少し人手が足りなくてのう。
私たちみたいな年寄りは田んぼを守って、孫たちの世話をするのが仕事じゃ。
②過去に関して…
→本当のことを言うと、璃月港ではなく、ここで生まれ育ちたかった。そしたら地味だが、もっと幸せな人生があったじゃろうな。
私は和裕茶館の役者として華やかな生活を送っていたが、役者は所詮役者、真実なんてないのじゃ。
あの時は「彼」とこのような田舎生活を夢見ていた。豪華な食事や立派な家はないが、何もかもが優しさに満ちておる生活。
今考えると何も間違っておらんのう。
ー彼?
→もうこんな歳なのに、まだ私のことが気になる人がいるとは…
最後に彼に会った時、ちょうど彼は冒険に行く船に乗るところじゃった。そして、帰ったら私と一緒に軽策山で隠居生活を送ると約束してくれた。
役者は嘘と生きる運命かもしれない。少なくとも、愛する人と最後に話した言葉は、私の人生で一番の嘘になったのじゃ。
私がまだ彼を待っておるかって?
ハハッ、さあのう。もうばばあじゃ。どうでもよくなったのじゃ…
ーー宝:再会できるといいね…
→ありがとう、いい子じゃのう…
…昔の私は朝から夜まで彼を待っていた。枕を濡らした日々もたくさんあった…
今はそんなに待っていないよ。彼が璃月のどこかで幸せにくらしておるなら、私は満足じゃ。
聞いてくれてありがとう。よかったら、これを受け取っておくれ。
これは彼が残したものじゃったが…私が持っていても悲しい気持ちになるだけじゃ…
冒険者の花
③さようなら。
→さようなら、良い旅を。
●軽策荘に伝わる「螭」の伝承にも詳しい人物。
●範ニ曰く、今の雲董に匹敵する名役者。範二のことはケチと評している。