場所:碧水の原・軽策荘
関連NPC:阿義、軽策荘告示板⑦、冥ちゃん
やあ、若者よ。
①君(あなた)は…?
→ハハッ…村のガキたちには鬼じぃと呼ばれてるよ。怪談を話すのは得意だからね。
なに?お前さんも聞きたいのかい?ちゃんと心の準備をして、腰を抜かさないようにな!
ー①分かった。
→冥ちゃんというお嬢さんがいてな、とても可愛らしいが、運がよくなくてな、病気でなくなったんだ。
その母君はショックのあまり、毎日泣いて泣いて、家にこもるようになったんだ。
しかしある日、ノックの音が聞こえてな…ドン、ドン、ドン…母君はビクビクしながら、ドアを開けてみたんだ…
そこには熱々のスープと一皿の肉が置いてあって、しかし人の姿が全くないんだ…冥ちゃんの母君は困惑しながら、匂いを辿って探したんだ…
気付いたら母君はヒルチャールの集落にいた!ヒルチャールたちはすぐさま彼女を包囲して、彼女は思わず目を閉じてしまったんだ…
しばらくし、「タタッ…タタッ…」という音が聞こえた…母君がゆっくり目を開けると、そこにいたのは…
冥ちゃん生前最も好きなダンスを踊っているヒルチャールたちだ!
その時、彼女の背中は何かに優しくぶつけられたが、そこには誰もいなくて、ただ甘く、懐かしい匂いがしたんだ…
母君の目から涙が落ちた。死んだ冥ちゃんはひとりぼっちじゃない、友達がたくさんいるんだ…
ーー①温かい話だった…
→何バカなことを言ってるんだい。冥ちゃんは幽霊だぞ。怖くないのかい?
全く、お前さんの考えが分からないよ…
ーー②ビックリした。
→へへっ…わしの一番得意な怪談だ、失敗したことはないぞ!
何よりもすごいのは…この話、嘘じゃないからな…へへへっ…
ー②やめておく。
→ハッ…お前さんなら村のガキたちよりは度胸があると思ったけどな…
まあよい…
②さようなら。
→ああ、怪談が聞きたくなったらまた来てくれ。