ハイヤーム

年配の学者
場所:ローカパーラ密林・マウティーマ稠林
関連NPC:アランナキン、イルファン、シマン、バクル
登場任務:アランナガの思い出(世界)、回想終章(世界)

おお、子供たちよ!何か用かな?

①イルファンについて…
→ああ…わしらは幼馴染だったんじゃ。彼はオルモス港で商人をやっていたが、その後は家庭を作っていい暮らしをしていたよ…
長いこと、わしらは酒を飲んで語り合ったりしておらんかった…数年前にイルファンが亡くなるまで、とうとう会うことはなかったのう。

②シマンについて…
→……
ん…?ああ、彼女かね…
「砂に生まれた子供は、誰よりも緑を愛する。」これは彼女を指す言葉かもしれんと思うよ…
彼女は本来ならば、父親のように果てしない砂漠で冒険をする傭兵になるはずじゃった…じゃが、彼女は学者になる道を選んだ。
彼女は傭兵の才能に恵まれていたにも関わらず、結局…代価を惜しまず、後先も考えず、自分の命すらも無視した…
わしは彼女を理解しようとしたんじゃが…あの頃のわしはまだ青かったんじゃな。些か不愉快なことを起こしてしもうた…そして、見ての通りじゃ。わしらが別れを告げてから…数十年も経っておる。
幸せに過ごしていてくれればいいんじゃが…

③カルテについて…
→カルテ?カルテ…
おお…!見たのか、私のカルテを?
ははは…そうか、見てしまったか…
わしはやがて、全てを忘れると言われたよ。人生で学んだすべての知識も、最高の友達も…全部忘れるのだとな。
その日、わしは記憶を失い、すべてを失う。生きる感覚も消え去り、自分の存在さえも忘れる。いつかきっとそうなる…そうなるんじゃ…
だからその前に、少なくとも…自分のやりたいことを実現し、自分の望む死に場所にいたい。
忘却はわしを止められん。シマンもじゃ…

④さようなら。
→ははっ、すまんの。時間を取らせてしまった!

●アランナキンの家にあったノートに記載されていた人物。イルファン、ハイヤームとは友人同士で『賢人』と呼ばれている。ビマリスタンの裏にギャシ・ハイヤームのカルテが置いてある。短期性記憶障害によりアムリタ学院を定年退職している。賢者のシマンが治療プロセスを保証するとあった。
生論派のダステア。森林学者。死域の汚染が消えたローカパーラ密林を調査しにきていた。一緒にマウティイェマの地を調査することになった。イルファンやシマンと共にマウティイェマの地で子供時代は遊んでいた。アランナラからもらった花を持っており、それをアランナラに渡してほしいと旅人にお願いした。